Threadsを使い続けたら使いやすくなってきた話【2025年】
約1年前、こんな記事を書きました。
当時はThreadsストレスたまる!と、本当にそう思っていたんです。
でも、この記事を書いて約1年。

あれ?使いやすくなってる…?
と思うようになりました。
Threadsのサービス自体が改善されたこともありますが、何より私の使い方が変わったのが大きかったんです。
今回は、Threadsが使いやすくなった理由と、快適に使うコツをまとめてみました。
まっさらアカウント戦略
前回の記事で、「Instagramで誰もフォローしてないアカウント作ってThreadsやったらクリーンなタイムラインができた」という実験結果を書きました。
これ、本当に正解でした。
誰もフォローしてないまっさらなアカウントだから、誰かの投稿に偏ることないタイムラインが誕生。

とにかく今みんなが見てる話題はこれ!みたいな雑多すぎるタイムラインになりました
Instagramでフォローしてる人の影響を受けないから、ストレスフリー!
前のアカウントで感じていた「好きな作家さんの愚痴が見えちゃう問題」も、まっさらスタートで格段に減りました。
そもそもフォローしてる人がたくさんいるアカウントも、自分が見たい投稿をしてる人にしぼってみると、タイムラインの内容が変わりました。
タイムラインの育て方がわかってきた
でも、まっさらアカウントを作っただけでは、快適なタイムラインは完成しません。
タイムラインを育てる事が大事なんだ!と分かってきました。
いいねと興味なしを積極的に使う
興味がある投稿にはいいねを、自分が興味のない投稿には興味なしを押していって、タイムラインを整えていきました。
そうすると、だんだん自分が気になるジャンルの表示が増えていったんです。
これを繰りかえしていくと、タイムラインの空気ががらっと変わりました。
自分から投稿するが一番効く
さらに効果的だったのが、積極的に自分が興味のあるジャンルの投稿を自分ですること。
例えば、私は「あつまれどうぶつの森」の感想プレイや、気になったことを投稿するようになりました。
そうしたら、タイムラインもあつ森の話題にすごく寄るようになったんです。

見るだけじゃなくて、自分で発信するとアルゴリズムに効くってことなのかな
リアルタイムで情報が欲しいものや、気になったことを質問したら即レスがついたりするので、そういう面でもありがたいです。
フォローは慎重に・柔軟に
まっさらアカウントから始めて、タイムラインを育てていく中で、フォローしてる人も増やしてみました。
ただ、ここで気づいたことがあります。
フォローした人の影響でタイムラインが変わる
- フォローしてる人がいいねしてるジャンル
- フォローしてる人がフォローしてる人の投稿
とか、が出やすくなった感じがします。
だから、この人の投稿いいね!と思ってフォローしたら、タイムラインがビミョーになった…という時がありました。
試しにそのフォローを外すと、タイムラインの空気が元に戻ったんです。
例えば、可愛いイラストを投稿していたり、この文章好きだなと思ってフォローしたらなんでか愚痴系や政治系が多くタイムラインに出てくるようになって。
試しにフォローしたばかりの人のいいねや投稿を見に行くと、そういう方向が多めで。

フォローしてる人の嗜好まで自分のタイムラインに影響することがあるのか!
すごいびっくりしました。
合わないと思ったらフォロー外してみる
そういう時は、一旦フォロー外してみるといいです。
Threadsはアルゴリズムの影響が強いSNSなので、フォロー・フォロー解除を柔軟にすることが快適に使うコツだと思います。
ただ、フォロワー稼ぎだ!みたいな反感を持たれる時もあるので、相互フォローになってる時はブロ解がお互いにとっては良いかもしれません。
Threads自体も進化してた
私の使い方が変わっただけじゃなく、Threads自体も1年で色々変わっていました。
ユーザーが増えて賑わってきた
一時期は「過疎ってる?」という雰囲気もありましたが、今はすごい人が増えて賑わってる感じがします。
Threads初めてみました!系の投稿もよく見かけます。
特に、クリエイティブな活動してる人が更に増えた気がします。
イラストレーターさんや漫画家さん、編み物などの手芸などの創作系の人がThreadsを活用してるのをよく見かけるようになりました。
見たいジャンルのタイムラインを作れる
いちおう、自分がみたいジャンルのタイムラインを作れるようになってます。
気になるタグを最大5個まで設定して、その話題だけが見られるようにもなりました。
ただ、いちいちタブで操作しなくちゃならないので使いにくいです。
パーソナライズ機能が優秀
Threadsは、自分の年齢層がよく反応してる投稿や、同じ年齢層が投稿してるものを表示させてきたり、住んでる地域の投稿を表示させてきたりします。
これが意外と便利で、地元の情報や同世代の話題が自然と入ってくるんですよね。
ゴースト投稿機能が追加された
2025年10月くらいから、ゴースト投稿というInstagramでいうストーリーズみたいに24時間で消える投稿ができるようになりました。
これ、Threadsの良い所と悪い所がはっきり出る機能だなと思ってます。
消える投稿ということで、自分のホームに残すほどじゃないちょっとした投稿を気軽にできるようになりました。
しかも、普通の投稿よりゴースト投稿の方がインプレッションが良い時が多いんです。

文章のみでの告知や宣伝などには、ゴースト投稿が向いてるかも
自分のその時思った一言や日記代わりにもちょうどいいです。
他の人には24時間経つと見えなくなりますが、自分はアーカイブとして見返すことができます。
消えると思って、愚痴や、おおっぴらに言ったらまずい系の事を言う人がけっこういるんですよね。
例えば、漫画を描いてる人の愚痴を今度はゴースト投稿だとよく見かけるようになりました。
ただ、そういう投稿は「ゴーストだから言うけど」などの文章が入りがちなので、その文言をミュート設定したら見えなくなりました。

消えるから大丈夫!と思ってなんでも投稿しない方が良いのでは…
24時間で消えるとはいえ、スクショは撮れちゃいますからね。
ゴースト投稿も使い方次第で便利な機能になるし、ストレスの原因にもなります。
結局、自分で上手にコントロールすることが大事だなと思います。
気になる点は残ってる
使いやすくなったとは言え、Threadsのここはダメだろ、ってところもあります。
検索機能がビミョー
一年前に書いたThreadsについての感想まとめでも、検索が使いにくいと書きました。

相変わらず使いにくい!
最新情報というより、反応が多い投稿が順番に出てきてるんですか?と思うくらい、時系列がバラバラです。
タグも一個しかつけられないので、タグ巡回もいまひとつやりにくいです。
人の投稿をちゃんと読まないでリプする人
これは他のSNSでもある問題ですが、Threadsでは特に気になります。
投稿の趣旨を理解せずに的外れなリプライをする人や、揚げ足取りや自分語りしたいだけの人が一定数います。
そういう時は、リプ制限もできるので、積極的に使う事をオススメします。

無断転載系の画像を使ってる投稿
他人のイラストや写真、だれかの投稿をスクショしたものを使ってる投稿も見かけます。
さすがにダメだろ、と感じる時もあるので、そういう投稿を見かけたら「興味なし」を押すか、ひどすぎる時は通報するようにしています。
もしくは、そのアカウントごとミュートしたりブロックすることも。

完璧なSNSなんて存在しないけど、改善されてほしいポイントではある
最後に
1年前は「使いにくい」と思っていたThreadsですが、使い方を工夫することで快適なSNSになりました。
Threadsを快適に使うコツまとめ
- まっさらアカウントでスタートする(既存のInstagramと切り離す)
- いいね・興味なしを積極的に使ってタイムラインを育てる
- 好きなこと、興味がある事を投稿してタイムラインを変える
- フォロー・フォロー解除は柔軟に
- 合わないと思ったら離れる
とはいえ、完全に万人向けではないところもたくさんあるとは思います。
でも、使いこなせば自分だけの快適なタイムラインが作れるSNSです。
前回の記事で「Xの代わりにはならない」と書きましたが、今は「ThreadsはThreadsとして独自の良さがある」と思っています。
気になった方は、まっさらアカウントで試してみてはいかがでしょうか。

